コクリュウ(黒龍)


寒風にもめげず冬を楽しんでいるように見え、ふだんは一目にもつかず目立たないリュウノヒゲ(龍のひげ)がありました。

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☆ヒサコの一句☆

冬の日の 黒の渋さや 龍のひげ
 
花壇の縁取りや芝生の代わりにも利用され、冬の寒さや霜にも負けず、踏まれても傷まず健気な植物です。
 
夏に淡紫色の小さな花が開き、晩秋から冬にかけエンドウ豆ぐらいの実をつけます。
 
リュウノヒゲにコクリュウ(黒龍) 写真 というのがあります。
 
コクリュウは葉が真っ黒、木炭の黒のような感じです。小さな実も黒光りして全体が黒ずくしの植物です。
 
その風貌は落ち着きのある貫禄さえ感じさせます。
 
古風な焼物の鉢に植えて観賞するのもいいですね。



ニホンスイセン(日本水仙)


初冬のサルビアは鮮やかな紅色の花をなびかせて、いつまでも咲き続けているのには驚きでした。
 
ご近所の燃えるようなサルビアもこの寒波到来ですっかり枯れてしまいました。
 
この寒さの中、ニホンスイセン(日本水仙)が冬の庭にひっそり咲きだしました。

☆ヒサコの一句☆

色ずいて 水仙の夜 淡き白

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花の香りは爽やかで甘く、いかにも正月を飾るにふさわしい気高い花です。
 
ニホンスイセンはヒガンバナ科の多年草で暖地の海岸に野生もありますが、多くは観賞用として栽培されています。
 
細長い葉の間から高さ20〜30センチぐらい花茎を出して数個の花を横向きに開き、白い六片の花冠の中央に黄色い副花冠があります。

その形が清楚で可愛らしいのです。
 
ニホンスイセンは地中海に面したヨーロッパの南部地方の原産で古い時代に中国にわたり、中国風に「水仙」と名づけられ、さらに日本に渡来したといわれています。
 
寒さで肩をすぼめ、庭に出てニホンスイセンの花をみていると、早くも過ぎ去りゆく日々を惜しむ私です。

冬構え 椿散り々 音も無き


日本列島が冷凍庫にすっぽり入り込んだ状態になりました。
 
初冬の日は短く、夕暮れはたちまち暗くなり、薄茜色になった空が峰のほうに見えると寒さが一層募ります。
 
冬の厳しい寒さは植物にとって生きていくのも大変です。
 
しかし、寒風や霜などに見舞われても大地に根をはらせ、立派に花咲くツバキ(椿)はひときわ華やかにに見えます。

☆ヒサコの一句☆

冬構え 椿散り々 音も無き

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ツバキの花は雪の中にあっても絵になる美しくたくましい花木です。

私は、はがき絵にツバキの花をよく描くことがあります。
 
ツバキは日本原産の花木です。

気象や土にも日本に適しているせいか遠く古代から花は観賞用として、実は採油用として役立っています。 
 
ツバキは庭木としてどこの家にも見られますが、土に落ちていく花一輪の姿は何かしら一抹の哀れさを感じます。


おかげさまで、日立市にある草花や我が家の庭花を綴って、今回で400記事を突破しました。

下手な俳句ですが、「ヒサコの一句」もかなりの回数を重ねてきました。

もうすぐ70歳になる年寄りのブログを応援していただき、ありがとうございます。

これからもよろしくお願いします。

ナンテン(南天)の紅い実


初冬の寒風のさなかにも一筋の陽がさせば、そこだけは少しだけのぬくもりがあります。
 
ナンテン(南天)の紅い実がたくさん実り、その重みで垂れ下がっている姿は、なんとも美しくて私は好きです。
 
ナンテンの実は晩秋の頃から冬にかけてつぶらな紅い実を実らせています。

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☆ヒサコの一句☆

実南天 くれない色の 庭飾り
 
冬の今の時期、庭木にはナンテンやマンリョウやヤブコウジなど実のなる木はいろいろありますがなんと言っても代表的なのがナンテンです。
 
ナンテンの名が「難転」に通じ縁起の良い木され、昔から勝手口や玄関先に植えられたりします。
 
正月の縁起ものとして床の間に飾られたり、新年の生け花にも使われています。
 
ナンテンは日本、中国、インドなどの原産、イギ科の常緑低木で中国でも「南天竹」とよんで縁起の良い植物として数えられレいるそうです。
 
ナンテンの一葉を祝い事の赤飯にのせてあるのを見かけたことがありますが、とても優雅な感じがしました。

落葉枯れ 雑木林の 道すがら


落葉を踏みしめて歩くと、木の葉の落ちる音が聞こえそうです。

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☆ヒサコの一句☆

落葉枯れ 雑木林の 道すがら
 
現代社会の雑音の中では気付きませんが、山里や雑木林のような静かなところでは微かな音にも敏感になります。

老いて羽をこするにも難儀している蟲たちの声、冬場、餌をさがす小鳥たちが落葉の上を歩く音、聞こえないはずの音が落葉をながめていると密かに聞こえるから不思議です。
 
ハラハラと散った葉は地面に落ちて積もり、葉はやがて微生物によって分解されます。
 
春や夏に美しい色彩に染められた葉も、やがて晩秋の頃になると暗褐色に変わり、ボロボロと葉が破れたり穴があいて葉肉は腐敗し、無機質となっていきます。

やがて来るべき生への糧となり栄養となって、翌春には再び無機質は木々に吸収され、次の若葉へと生まれ変わります。
 
現代の落葉事情は少し変化しました。

サクラやイチョウなどの落葉は人間にとって邪魔な存在になりつつあります。
 
たくさんの落葉は水分をふくむとすべりやすく危険です。

そのため街路樹など切られてしまうそうです。
 
人との共存は無理なのでしょうか、残念です。

セイヨウヒイラギ


時雨がやってきて、寒さがいっそう身にしみます。
 
曇りガラスを手でふいて戸外を眺めると、そこはもう冬の北風が冷たく吹いて、雪の便りも聞こえそうです。
 
もうすぐクリスマス、ヒイラギの葉を利用した飾り物が見られます。

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☆ヒサコの一句☆

ひんやりと 西洋柊 紅寒し
 
ヒイラギモチの実が紅くなる頃、クリスマスや正月を飾るにふさわしく家の庭や玄関先にあるとうれしくなります。 

ヒイラギモチは葉がヒイラギににているためヒイラギモチといわれ、木は中国原産、モチノキ科の常緑樹です。
 
葉は五角形で、その先端に鋭いトゲがあり、形は葉裏のほうへ反りかえっています。
 
この時期、ヒイラギモチの代わりにクリスマス・ホーリー(写真)があります。
 
クリスマス・ホーリーはセイヨウヒイラギとしても知られ、美しい紅い実は暖かみを感じさせます。
 
セイヨウヒイラギはモチノキの一種でヨーロッパや西方アジアの植物、冬になると紅い実がなります。
 
紅い実がいつの間にか小鳥たちについばまれ、いつもながらの冬の風景です。

カンボケ(寒木瓜)


冷たい雨の景色が、冬のどんよりした暗さと寒さで一層、心がブルーになりそうです。
 
炬燵の暖かさが有難い季節になりました。
 
カンボケ(寒木瓜)の淡いピンクと白の花が初冬の庭にひっそりと咲いています。

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☆ヒサコの一句☆

寒木瓜や 日向ぼっこの 花やさし
 
草花がすっかりかげをひそめ、寂しくなった庭ににカンボケの花はウメの花に似たやさしい花姿を見せています。
 
ぬくもりが感じられるボケの花は中国原産のバラ科の落葉低木、日本でも古くから観賞用として植えられています。

枝にはトゲがあり、花期はほとんどが春に直径2〜3センチぐらいのウメに似た花をつけましす。
 
花色は淡紅色のほか、紅、白、ピンク、赤などがあり八重や九輪咲きのものもあります。
 
年末から初春にかけて開花させるのがカンボケとよばれています。
 
ボケの実はかなり大きくなり、枝に群がるようについています、
 
実は香りがよく、車内などに置くと、しばらくのあいだは甘い香りがします。
タグ:寒木瓜

ヒイラギナンテン・チャリティ


今年の冬は暖冬なのでしょうか。
 
小春日よりの暖かな気持ちのよい日が続きます。

朝、眠い目をこすりながら窓を開けますと、モヒカン頭のユーモラスな花が花穂をつんと天に伸ばして「おはよう」と元気よく挨拶してるようにみえておかしくなります。

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☆ヒサコの一句☆

モヒカンの ヒイラギナンテン 日なた干し
 
ヒイラギナンテン・チャリティです。
 
ヒイラギナンテンは樹高50センチほどの低木で、暮れから正月にかけて黄色い花を咲かせます。
 
6、7月にかけて黒紫色の液果を成熟させ、冬に穂状の黄色い小さな花をたくさんつけます。
 
小さな葉にはヒイラギのような鋭いトゲがあります。
 
ヒイラギナンテン・チャリティは中国原産、メギ科の常緑広低木、害虫もつかず、公害にも強く、大変丈夫です。
 
我が家の冬の庭を威勢よくさせてくれます。

マンリョウ(万両)


奥久慈の冬は北風が冷たく、車から降りて、きれいな空気を胸一杯に吸い込んでいると目の前の山里は炭焼きの煙であろうか、白い煙の立ち上るのが見えました。
 
山々の紅葉はすっかり色あせて、路傍や家々の庭や垣根にはサザンカ、ツバキ、紅い実のピラカンサや落葉して実がへばりついたウメモドキ、フユザクラなどが寒さの中、凛としいるのが印象的でした。

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☆ヒサコの一句☆

万両や 里の景色の 夕茜
 
里の人家の庭の片隅にマンリョウやセンリョウの紅い実の美しい姿もよかったです。
 
我が家のマンリョウ(万両)は紅い実が垂れて形よく気品があって気に入っています。
 
マンリョウはヤブコウジ科の常緑の小低木で関東地方以南の暖地の大樹の陰などに野生しています。
 
美しいマンリョウの実は観賞用として栽培され、楕円形の葉は長さ5〜10センチ、縁は波状でつやがあります。
 
7月頃、小枝の先に10個ほどの白い小さな花を開き、球形の果実は紅く熟し下垂します。
 
果実は晩秋から翌春まで長く見ることができます。

千両(センリョウ)の実


足早にやってきた冬、すっかり庭の草花の枯れてしまったものや枯木を整理して少し寂しくなりました。
 
家の片隅で寒さにめげず、ひっそりと赤い小さな実のセンリョウ(千両)が顔の見せる季節になりました。

☆ヒサコの一句☆

冬日きて 庭の千両 清新なり

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センリョウは暖地に野生していますが観賞用として重宝されています。
 
縁起の良い木として庭に植えられ、果実は正月の生け花として飾られます。
 
センリョウはセンリョウ科の常緑小低木、関東以西、本州、四国、九州などのほか東南アジア各地に広く分布しております。
 
茎は高さ50センチぐらい、葉は鋸歯でつやがあり、夏のころ頂部の総状に黄緑色の花を開きます。
 
冬には直径5,6ミリぐらいの果実が真っ赤に熟して大変美しいです。
 
また、赤い実だけではなく黄実色のセンリョウもあって、冬到来の庭らしくなりました。

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時雨雲もやってきて侘びしい景色がみえます。

ワスレナグサ(勿忘草)


ワスレナグサ(勿忘草)が冬にしては温かな日差しのなか、畑いっぱいに咲き乱れていました。

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☆ヒサコの一句☆

勿忘草 忘れたき歳 早師走

細長い葉をつけた茎の根元から枝分かれして、茎の先端に先が渦巻きのようにクルクルと巻いた総状花序をつけ、瑠璃色の小さな花をたくさん咲かせます。
 
ヨーロッパではこの花を「私を忘れないで」直訳して「フォーゲット・ミー・ナット」というそうです。
 
花色は澄み切った瑠璃色、ほかに白やピンクなどあり、原産地はヨーロッパやアジア、ムラサキ科の多年草です。
 
しかし、園芸ものでは一年草として扱われ、日本では、おもに花壇や鉢植えとして栽培されていますが、野生のものもあります。
 
草丈10センチぐらいの矮性種のものから30センチ以上のものまであります。
 
ワスレナグサは寒さに強く越冬しますが、霜などには弱いの注意が必要です。日光を十分あびてロマンチックな花は冬にもやさしい姿をみせています。
 

イソギク(磯菊)


珍しく温かな小春日よりに恵まれるとすごく得したような気分になります。
 
野良猫が路上でのんびり大あくびしている、そんなのどかな師走になりました。
 
あたりには色鮮やかなイソギク(磯菊)が 黄金色を見せ、草花が少なくなった今の時期、一層目立ちます。

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☆ヒサコの一句☆

磯菊や 蟲遊びたり 夕餉まで
 
イソギクの花は花弁がないのに黄色にみえるのは管条花が集まって咲くためです。それが集合すれば、一面、まっ黄色に彩られるわけです。
 
葉は密に互生し、葉の表面は緑色で質厚、裏は銀白色の短毛が密生し、縁は銀色で縁とられ美しく見えます。

イソギクは浜辺に多く、海岸に咲く野生菊の一種で、海岸の崖地を好んで生えるキク科の多年草です。
 
今では家の庭にも見られ、山盛りの黄色をみれば、近くの海岸にも冷たい潮風や白砂、鉛色の海が目前に広がる季節がやってきます。

コウテイダリア(皇帝ダリア)


賑やかだった庭は初冬の風が吹く頃、残菊のやせた花が最期の炎を燃やすように咲いています。
 
そんな秋の終わりに似つかない賑やかなダリアの花をみました。

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☆ヒサコの一句☆

冬ダリア 師走の庭師 見上げたり
 
高さ3メートル以上もあるでしょうか。

花色は鮮やかなピンク、大輪のダリアはとても目立ちます。
 
あまりの高さのため、風に揺られると花の動きが大きく、傷つかないか心配になります。
 
コウテイダリア(皇帝ダリア)は晩秋の冷たい風にもめげず、直径10センチぐらいの大輪の花を見事に開いています。
 
あたりはもうめっきり花も少なくなりましたのにコウテイダリアの華やかさには驚かされました。
 
コウテイダリアはメキシコ原産、キク科の多年草、花色はピンクや白、など数種あるそうです。
 
高さ3〜5メートルにもなる巨大輪のダリアです。
 
ダリアは豪華で華麗さでは他には見当たらないほどの花です。

そして、長年のあいだ品種改良されてミニから巨大種まで栽培されるようになったんですね。
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