庭に咲くニワナナカマド(庭七竈)


庭に咲くニワナナカマド(庭七竈)が純白の小さな花を見せ、日暮れになるとそこだけ白くぼやけて見えます。

P6240261.JPG

☆ヒサコの一句☆

夏至すぎて 庭七竈 こぼれ咲く
 
ニワナナカマドは山野などで紅葉や果実が大変美しいナナカマドににています。

バラ科の落葉低木、中国北部原産の植物です。
 
葉は奇数状複葉、花は枝先に円錐花序を出して6月下旬から9月頃、小さな白色の花を多数つけます。
 
しかし、山地などに咲くナナカマドは秋冷えとともに黄葉から紅葉し、実は紅く熟し、秋の山々を彩りますがニワナナカマドは庭に植えておいても紅葉せず、実もつかないのがほとんどだそうです。
 
花色は優しい白色で暑さの厳しい夏には少し涼味を感じますね。
 
小さな花が夜半の雨にパラパラと散って、地面は濡れ花びらがあたり一面にみえます。
 
でも頭上には蕾が次々と咲いてたくさんの白い花が咲き乱れ、にぎやかな朝の風景がそこにはありました。



インドハマユウ


海岸沿いの常磐線のそばにある広い庭に、雨に濡れながらも大形の白い花が目立っています。
 
ハマユウの仲間でインドハマユウという美しい花です。
 
インドハマユウはアフリカからアジアの熱帯、亜熱帯にかけて咲くヒガンバナ科の球根性多年草です。

P6160216.JPG

P6160218.JPG

☆ヒサコの一句☆
 
薄明かり インドハマユウ ほの白く
 
仲間のハマユウは学名 インドハマユウ・アンアチカムといい日本の南の海岸に自生しています。
 
外国のインドハマユウは種類がたくさんありますが、古くから日本に渡来しているインドインドハマユウは白色大輪で豪華に見えます。

太い花茎の先端にユリの花に似た大輪の花を横や下向きに咲かせています。葉は光沢があり肉厚に見えます。
 
常磐線の線路保線員が朝から一列に立ち仕事をしている姿がありました。

小雨の中、美しい大輪の白い花は一服の清涼剤になったかも知れませんね。

フェイジョアの花


フェイジョアの枝にたくさんの花が咲き、そして残念ながらも散り急いでいるフェイジョアの花もあります。
 
花の形は五枚弁で花弁は、内側が薄紅く、雄しべの数が目立って多い、ちょっと変わった形の花です。

花が可愛らしく咲いたかと思うと2、3日たち、雨に濡れたのでしょうか、花弁が内側に巻きこんでいます。

P6160203.JPG

☆ヒサコの一句☆

雨上がり 雄しべに雫 フェイジョア
 
木の高さも2メートル以上、たくさんの花が咲いています。
 
フェイジョアは南米のブラジル、ウルグアイ、アルゼンチンなどの諸国に原産する常緑低木、雄しべの数が多い
 
フトモモ科の植物です。
 
フェイジョアは花が咲いたあと熟成すれば香りのある甘酸っぱい味がする果実ができます。
 
変わった形の珍しい花が風雨にさらされ、地面にたたきつけられ寂しい姿になっています。

ギボウシ(擬宝珠)


山々に霧が立ち込め、樹々の緑もぼんやりと灰色がかってみえます。
 
あたりは墨絵のよう、墓地公園を歩いていると静寂の中、足音だけがきこえます。
 
ギボウシ(擬宝珠)が葉を目立たせ玄関先に咲いています。

P6230253.JPG

☆ヒサコの一句☆

花擬宝珠 白々明けて 山霞む
 
ギボウシは日陰が似合う淡紫色の清楚な花です。
 
ギボウシとは代表的な葉が五条の橋の欄干に乗っている擬宝珠に似ているからといわれています。
 
種類が様々あり葉に特徴があり、葉が大きく色も美しいトウギボウシ(写真)葉が縞班入りで美しいスジギボウシ、葉が円形のオタフクギボウシ、花がフリージアに似て可愛らしいです、葉が小さいのはコバギボウシなどあり、ギボウシは日本特産のユリ科の多年草です。
 
このように長い葉や広く大きな葉を根生し、夏の頃、長い花茎を伸ばし、先端が六裂した筒状、またはラッパ状の花を横向きや下向きに開いて咲きます。
 
花色は淡紫色、白、紫のものが多く、昔から日本の庭の日陰のようなところでたたずむ姿が一服の絵になる優雅な花です。

ガクアジサイ


今年も梅漬けの季節が来ました。

紫蘇の葉をもんで、樽の中で熟成され、食卓まで少し時間がかかりますが楽しみです。
 
我が家自慢のガクアジサイ(額の花)が咲き乱れています。

P6200225.JPG

P6200224.JPG

☆ヒサコの一句☆

額の花 梅漬けの手 休めたり
 
鬱陶しい曇り空が続く梅雨に美しくも華やかな花を魅せてくれます。
 
アジサイは雨のイメージが強い為、憂鬱な花と思われがちですが花は明るく豪華に見えますね。
 
また、アジサイの大きな花は日本の至る所に咲き、誰でも知っている初夏を代表する花です。
 
ガクアジサイはアジサイと同じユキノシタ科、関東地方の海岸地帯に野生する落葉低木です。

木の高さは2メートルぐらいにもなり庭にも植えられることが多くなりました。
 
先の尖った広い卵形の葉を対生し、葉の縁は鋸歯があり肉質が厚いです。
 
花は夏、枝先に大きな散房花序をつけ、そのまわりに少数の大きな装飾花を、真ん中にたくさんの両性花を開きます。
 
装飾花はアジサイに似て、ガク片は4、5個。

大形で花弁状となり、青紫や白みがかった紫などです。
 
我が家のアジサイは淡いピンクで目にも涼やかです。

スイートピー


スイートピーはかすかな香りのする優しくて柔らかい優雅な花です。
 
花色はピンク、白、紅、紫、など豊富です。

P6160210.JPG

☆ヒサコの一句☆

色っぽく 桃色柔肌 スイートピー
 
花は蝶形花で葉のわきからでる長い花柄に3〜5個が総状についています。

高さ2〜3メートルになり小葉は一番下の一対だけを残して、ほかはすべて巻きヒゲに変わっています。
 
スイートピーはつる性のマメ科の一年草、原産地は地中海のシシリア島、ヨーロッパ各地で改良が進められ日本へは幕末に渡来し、ジャコウエンドウとも呼ばれていました。
 
花は初夏の今頃、梅雨の季節に連日の雨に濡れながら咲いている夏咲きスイートピーです。
 
ポピーやキンギョソウ同様、庭の花壇に、ベランダの鉢植えに、明るいパステルカラーの花は、ほのかな香りとともに私達を楽しませてくれます。
 
スイートピーは日光を好むので日当たりの良い戸外に置き、土は強い酸性でないこと、土の表面が乾いたら水やりに注意すれば結構、長く楽しめるそうです。

庭の蛍袋(ホタルブクロ)


初夏に白や淡紅色、淡紫色の釣鐘の形をした花がいくつも提灯をぶら下げたように咲いているホタルブクロ(蛍袋)がたくさん見られます。
 
家の庭ばかりではなく山野にも多く見られるホタルブクロは多年草、またチョウチンバナ、ツリガネソウとも呼ばれ夏にお馴染みの草花です。
 
名の由来も提灯の昔の呼び名で「火たる袋」によるものといわれています。
 
ホタルブクロの内側は紫色の斑点が散らばって、ソバカス顔のお嬢さんといった風情です。
 
袋の形をした花の中に蜂が飛び回ってにぎやかです。
 
我が家の庭のホタルブクロは前年よりふえてにぎやかになりました。

P6130183.JPG

☆ヒサコの一句☆

蛍袋 はや夏が来て 年重ね

可愛らしいホタルブクロが咲く季節がくるともう夏がきてしまったかと思うほど時のすぎる早さを実感してしまいます。
 
来年のホタルブクロも変わりなく咲いて、静かに夏がすぎていくのでしょう。

シモツケ(下野)の花


やさしいシモツケ(下野)の花は曇りがちの朝、ひっそりと咲いていました。

P5310119.JPG

☆ヒサコ一句☆

下野や 奥ゆかしく 懐かしき
 
初夏の今頃、高さ1メートル前後のシモツケの花は淡紅色の美しい花色をそよぐ風になびかせ咲いています。
 
シモツケはバラ科の落葉低木、日本の山地に野生しアジアに広く分布しています。
 
細かいたくさんの枝から分かれ、鋸歯のある長い楕円形の葉は先が尖っています。
 
5月から6月にかけて枝の端に淡紅色をした小さな五弁の花を集めて咲き、多数の雄しべが花弁より長く
 
まるで鳥の羽のように柔らかです。
 
名前は最初に見付かったされる栃木県の下野国に由来するといわれています。
 
シモツケはユキヤナギやコデマリの仲間で山野でも見かけることもあります。
 
シモツケは昔からアジサイとともに雨の季節に咲く懐かしい花です。
タグ:シモツケ

へーべの鮮やかな紫


美しい紫色の花を小さな喫茶店の庭にひっそりと咲いているのを見かけました。
 
見たことがない花でしたので近くでしっかり観察すると、この美しい花はへーべというゴマノハグサ科の花で、ギリシャ神話のヘラクレスの妻へーべの名にちなんでいるといいます。

P6010120.JPG

☆ヒサコの一句☆

へーべ咲き ハーブの香り 喫茶店

紫色の小さな花が集まって房状に咲きます。
 
へーべの花色は紫、白、ピンク、茎の先に小さな花を房のようにしてさかせます。
 
ニュギニア、ニージーランド、南アメリカ原産の常緑小低木、別名をトラノオノキ(虎の尾の木)草丈40〜60センチ光沢のある美しい形の葉も魅力があります。
 
朝から曇天の憂鬱な日が続きます。

6月10日、東日本にも梅雨入りしてきました。
 
紫の鮮やかなへーべ、今を盛りのアジサイは6月の雨に濡れて美しく咲きはじめました。

ブルーになりがちな気分を和らげてくれます。
タグ:へーべ

オニゲシ(鬼罌粟)の花


朝から雲がたちこめ、今にも雨が降りそうな空模様です。
 
西日本では梅雨入りにはいりました。
 
雨の季節になると人は憂鬱になりがちですが、雨に濡れてこそ美しい花も多く見られます。

それも楽しみですね。
 
オニゲシ(鬼罌粟)の花がヒナゲシに混じって咲き乱れていました。

P6100166.JPG

☆ヒサコの一句☆

鬼罌粟や 水無月の雨 紅こがす
 
オニゲシの花は葉や茎に粗い毛があっていかにも荒々しく、人をよせつけない不思議な花です。
 
朱紅色の花弁はまるで柔らかい薄紙の手触りです。

花芯には大きな子房があり、花弁の基部には黒い斑紋があって、大きく開花したときはその班紋が目立って見えます。
 
同じケシ科の花で、初夏の頃から開花して、オレンジや黄色系の花をつけるアイスランド・ポピー。
 
つややかな赤やピンクの花を咲かせるヒナゲシ、それに比べ、オニゲシは太い花茎の先に大輪の花をほかのケシより遅く咲かせます。

赤とピンクのヒナゲシ
P6100170.JPG
 
いずれも柔らかな薄紙にも見える繊細な花びらはとても優雅にみえます。
 
オニゲシは丈夫で育てやすく、種は細かいが蒔けばあちこちに発芽します。

ひとたび苗が出来ればあとは宿根草になって咲きつづけます。
 
花が咲いたあと、その株はたくさん芽を出すので間引きして育てます。

放っておくと芽数が殖え、互いに咲かないでおわる場合があるそうです。

オオキンケイギク(大金鶏菊)


6月の空模様は変わりやすく、なんとなく落ち着きません。
 
今日は爽やかな天気に恵まれ、気持ちよく山沿いの道を歩いていたら、小さな細い蛇に遭遇してしまいました。
 
蛇は私の足音に驚いたらしく草むらの中に姿を消してしまいました。
 
私は早足で急な坂道を下ると、あたりの樹々は何事もなく静まりかり、鶯の鳴く声が遠くで聞こえます。
  
黄金色のオオキンケイギク(大金鶏菊)が畑の中とても目立っていました。

P5250075.JPG

☆ヒサコの一句☆

黄昏て 大金鶏菊 黄金色
 
花は一重咲きの八枚弁で花びらの先は切れ込んでいます。風にそよぐ姿はコスモスにも似ています。
 
オオキンケイギクは北アメリカ原産の多年草、毎年、手入れすることなくても殖えて、にぎやかになります。
 
どんよりとした憂鬱な日が続いても元気をくれる黄金の輝きに目をみはります。

ヤグルマギク(矢車菊)


白い雲がゆったりとながれて、穏やかな午後は静かにすぎていきました。
 
ヤグルマギク(矢車菊)の花が初夏の風に揺れています。

P6040148.JPG

☆ヒサコの一句☆

ひとときの 矢車菊は ただ青く

私の子供の頃から家の庭の真ん中にブルーの美しい花が5月の頃から咲き始め、当たり前の季節の花としていつもありました。

いまでは地植えの花は少なくなりましたが見かけると懐かしさでいっぱいになります。

いつの時代にも変わらない美しさを魅せています。
 
ヤグルマギクはヨーロッパの原産、そしてドイツの国花にもなっているキク科の一年草です。
 
すっかり日本の花にもなって、人々にも愛されているヤグルマギクです。花もちがよく切り花として利用され栽培も盛んになりました。
 
ヤグルマギクは何と言ってもあの澄み切ったブルーの色が魅力的ですがエンジ、ピンク、白、赤など花色も豊富です。
 
ヤグルマギクをヤグルマソウとも呼ばれていますが、ヤグルマソウは山野草のひとつで、葉が矢車に似ている宿根草です。

そういう私も以前からヤグルマソウと思っていました。
 
ヤグルマギクは学名「ケンタウレア」といい、ギリシャ神話に出てくる半人半馬、ケンタウルスのひとりが傷を負った
 
とき、ヤグルマギクの葉で治したといわれる伝説に由来したものだそうです。
 
ヤグルマギクの涼やかな色にひと時、目をやすめていると空模様が怪しくなりました。もう梅雨の季節なのかもしれません。

カンパニュラ・アルペンブルーとカンパニュラ・メディム


春がゆき、新しい季節、初夏がやってきました。
 
木々の緑をわたる風は爽やかで、初夏の陽は輝いて気持ちのよい日になりました。
 
山野のツツジは燃えるような色でせまりくるように咲き乱れ、

ふと目をやると庭のハコネウツギの花がいつの間にか白から紅紫色に変る優しい花びらの変化に驚いたり、四季の移ろいを楽しんでいます。
 
花壇にはカンパニュラ・アルペンブルーの爽やかな青紫色で花を次々と咲き続け、鉢いっぱいにあふれるように咲いています。

P5210021.JPG

☆ヒサコの一句☆

カンパニュラ 泉の如く 溢れくる

花の形は小さな星の形、夕方になっても元気に咲いています。

また、カンパニュラ・メディムはラテン語で「小さな釣鐘草」の意でベル形の花を咲かせる草花です。
 
別名 「ツリガネソウ」で形が釣鐘によく似て、花色は白、ピンク、紫色と爽やかな色あいです。

P5210036.JPG
 
その他、カンパニュラには穂状に花をつけるクロメラータ・パーシフォリアは花壇やベランダの鉢植に、横に広がるフラギラスやホシャルスキアナはつり鉢向きです。
 
このようにカンパニュラは多彩で豊富な花が揃い、私達の目を楽しませてくれます。

モモイロツキミソウ(桃色月見草)


梅雨の季節のようにどんよりとした雲が垂れ込め、雨が降ったりやんだりしています。
 
そんな天気にも明るいピンクの花を咲かせているモモイロツキミソウ(桃色月見草)の姿がありました。

P5260079.JPG

☆ヒサコの一句☆

月見草 桃色花の 澄まし顔
 
5月の頃から夕刻に広い四枚の花弁のある白い大きな花を開き、翌朝つぼんで紅色に変わるツキミソウ、夜開くので月見草という名がついたといわれていますが、昼に咲くツキミソウはやさしいピンク色の可憐な花です。
 
モモイロツキミソウはアカバナ科、大変、丈夫で耐寒性もあり、毎年、地下で根をはり、芽を吹いてあちこちに殖えにぎやかになります。
 
夕刻に咲くツキミソウ同様、モモイロツキミソウも野に雑草化しているのも見かけます。
 
初夏の花壇の片隅でゆらゆらと風に揺れている姿はなんとものどかで牧歌的です。

ゴデチア


初夏の今頃、ゴデチアが花壇の中でビロードの柔らかい生地にも似た美しい姿で顔を見せています。

P5220063.JPG

☆ヒサコの一句☆

ゴデチアや 通学の子ら にぎやかに
 
ドデチアは別名、イロマツヨイグサ(色待宵草)ともいわれ、花は昼に咲きます。

花色は紅、濃ピンクや淡ピンクなどの美しい花です。
 
マツヨイグサのように1日花でなく、数日咲きつづけるので少し長く楽しめるのがいいですね。
 
原産地はアメリカ合衆国、カリフォルニアで、原種はグランディフロラとアモエナの園芸種で一重や八重咲きがあり切花用、花壇、鉢物用として利用されています。
 
英名はサテンフラワーやフェアウエル トゥー スプリング 「春よ さようなら」というそうです。
 
栽培は9月下旬の頃、種をまき、いっせいに芽が出てきたら適当に間引きをします。霜に注意して冬を越せば初夏の頃開花します。
 
水滴がかかりすぎるとデリケートな花弁は傷つきやすいので雨の当たらないベランダの様な所に置き、土が乾いたら株本に水をたくさん与えるとよいそうです。
タグ:ゴデチア
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。