我が家の庭造りについて


はじめに、我が家の庭造りについてお話します。
 
まず、今の庭造りの前に、離れの家がありましたが、それを壊して土地が広がりました。
 
前の庭は、土地が手狭だったため、植物が重なりあったり、鉢植えが多く、煩雑に植えられていました。
 
そして少し広くなった庭を、今度は新しくリニュアルした庭造りを開始しました。
 
庭の基本的な造りは日本庭園風に近づけること、オリジナルな手作りを中心にしました。
 
道路側の垣根は真竹を使用しました。

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昔の垣根のようにシンプルです。
 
正面の門には二本の大木のつげの木が我が家を見上げるようにそびえています。

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手作りのポストは、余裕のある大きな家の形をしています。

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外灯も手作りで電気配線が大変でした。
 
花壇の区分は、山から切り出した、孟宗竹を使い重量感をだしました。

門のすぐ脇は、モッコウバラのつるを竹に絡ませアーチ型にしました。

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今年も満開に咲きました⇒アーチ形のモッコウバラ
 
玄関に通じる小道は、砂利やセメントに小石を入れてオシャレな足ふみロードです。
 
孟宗竹に囲まれた季節の花はそれぞれ分かれて植えました。
 
春は、ボケチューリップボタン、花桃、
 
夏は、シャクヤク紫陽花あやめユリ
 
秋は、ノボタン、菊、オミナエシ
 
冬は、梅、水仙
 
その他、ハーブなど、たくさんあります。

我が家の庭花や庭木が見ごろになりましたら、ご紹介しますね。
 
これらは竹囲いの中で、私達の目を楽しませてくれています。
 
家の縁側の周りには青々とした「龍のヒゲ」が1年中、元気に頑張っています。
 
毎日の手入れ、肥料の管理、水やり、どれも大変ですが、それだけに、私達に優しく、楽しい気分にさせてくれるビタミン剤ですね。 

手作りの庭のある生活は幸せです。

楽しんでいってくださいネ!

今月の日立の風景

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マリゴールドが周りを明るく照らすように咲いています。


台風の前兆でしょうか、肌寒くどんよりとして晩秋の空のような寂寥感にも似た気分になります。
 
マリゴールドが周りを明るく照らすように咲いています。
 
花壇や鉢植えなど何処でも見かけるポピュラーな花です。

夏から晩秋にかけて咲きみだれ、丈夫で長く咲き、どこの家庭や学校、公園や広場、畑にもある花です。
 
マリゴールドは種類も多く、華やかで目立つ色あいで利用されている植物ですが、今のように美しくなったのは改良に改良を重ねた結果のようです。
 
マリゴールドは二系統の種類があり、一つはアフリカン・マリゴールドで草丈も高く大きくなり、花色は黄色、クリーム色、オレンジ、八重咲きで大輪などがあります。
 
もう一つは草丈も低く小輪種、花色は黄色、レモン色、オレンジ色、一つの花の花弁に二色の色が出ているのもあります。
 
マリゴールドは中南米原産、キク科の一年草、野生のマリゴールドの種がいつの間にか船によって運ばれ東京に広まったそうです。
 
畑や花壇では害虫にも強いのでマリゴールドを植えている所も多く、この花独特のにおいも効果があるのかも知れません。
 
今、私達が見ているマリゴールドは平凡で当たり前の風景ですが、原種から大変な数の品種改良が行われていたことが分かりご苦労があったのですね。
 
    秋寒の 長月終わり マリゴールド
                        ヒサコ
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秋の七草 藤袴


朝夕の空気は肌に冷たく、顔を洗う蛇口の水が温水のようになっていました。

まわりの空気が冷たくなって冬の気配さえさえ感じられます。
 
季節の移ろいをしみじみ感じた朝でした。
 
花壇の片隅にフジバカマ(藤袴)が咲いていました。

毎年しっかりと花をつけ、オミナエシとともに目にも涼やかな秋の花です。
 
万葉の歌人、山上憶良の「萩が花 尾花葛花撫子の花 また藤袴 朝顔の花」と歌われた、秋の七草の一つです。
 
花色は淡紅紫色、庭の片隅に咲くフジバカマはあまり目立ちませんがじっくり眺めると、秋らしい上品な色あいで凛と直立しています。
 
フジバカマはキク科の多年草、草丈1〜1,5メートルにもなり、8月から9月にかけて枝先きに多数の淡紅紫色の頭花をつけています。
 
フジバカマは中国原産で日本へは奈良時代に渡来しました。

中国の唐の時代に香料として重用されたといわれます。
 
草を乾燥するとより香りがするため、薬用、浴湯料、芳香料などに利用され、漢名を蘭草と呼ばれています。
 
      藤袴 庭に差し込む 月明り
                      ヒサコ
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フウセンカズラが秋風に揺られていました。


秋の野辺を散策すると、赤く色づいた桜葉や真っ赤な彼岸花、枯れススキの穂がたなぶく土手はもうすっかり秋の日が辺りをつつみ、明るく穏やかな風景が静かに流れていきます。
 
フウセンカズラ(風船葛)が秋風に揺られていました。
 
風船を吊るしたようなユニークな蔓草花です。

一見ホウズキに似ていますが、色合いが緑色で熟すると褐色になって枯れたように見えます。

この変わった果実の中をのぞいて見ると丸い種が三個入っています。
 
真っ黒に見えますが腹の部分は白くてハート形になっています。

英名ではハートバインともいわれています。
 
フウセンカズラはムクロン科の植物です。

家の花壇などではあまり見られません。

ホウズキ色のようにオレンジ色のきれいな実になるでもなし、蔓ばかりが長くのびて、あまり目立たないせいかもしれません。
 
フウセンカズラの果実を思いっきりつぶしてみたい気持ちになります。

そんなことはお構いなしにフウセンカズラはゆらゆら風に揺れていました。
 
   潰しては フウセンカズラ 破裂せり
                      ヒサコ

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コルキカム


秋の彼岸を待っていたようにコルキカムが咲きました。

地面にふっくらとした蕾が見えたかと思うと、花筒が長くのびてピンク色の花が咲きました。

草丈は低く一本の茎がつんと出てきますが葉が伴わないので、その発育過程がヒガンバナによく似ていますが、コルキカムはユリ科の球根植物です。

ヒガンバナと同じ気温が20度になると花が咲きはじまります。
 
花が咲き終わった球根は10月に植えると発芽して越冬し、春になると葉が伸びますが花は咲きません。
 
6月の暑さがくると葉は枯れ、地中で球根は無くなり、新しい球根が数個育ちます。
 
秋の彼岸の頃、地面に這うように美しい花を咲かせます。
 
花壇や畑などに、白いタマスダレと一緒に群れて咲く姿は春先の晴れやかな花園のようです。
 
     秋彼岸 去っていく風 コルキカム
                        ヒサコ
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タグ:コルキカム

トレ二アが秋の草花の中で密やかに咲いています。


トレ二アが秋の草花の中で密やかに咲いています。
 
小さな花ですが変わった色あいのトレ二アの花を見ると、穏やかな秋の日が静かに過ぎて爽やかな気分になります。
 
花は筒状部が淡青色ですが背面は黄色、上部は青色で少し二裂し、下部は花弁らしく三つに大きく裂けています。
 
トレ二アは一つの花が複雑な色あいと一風変わった形をしています。
 
鉢植えなどにこんもりさせると目にも鮮やかですが、ほかの花との寄せ植えは花のバランスからシンプルにした方がいいですね。
 
トレにアはマリーゴールドやインパチェンス、ニチニチソウなどと一緒に花壇や玄関先などに並べられているのをよく見かけます。
 
トレにアはベトナム原産、ゴマノハグサ科の一年草です。
 
種は細かく、春まいておけば秋には美しい花が見られ、一株残ればこぼれた種が次ぎの年も育って絶えることがありません。
 
盛夏の頃見るトレにアは目にも涼しげですが、秋の涼しさが心地よくなると風変わりな花がなんとも温かみを感じさせてくれます。
 
    トレニアや 鳥のさえずり 朝の雨
                      ヒサコ
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タグ:トレ二ア

ホトギスの小さな花


ホトトギス(時鳥草)が庭の片隅に、秋風がふく流れそのままに頭を垂れていました。
 
小さな花なので茂ってる他の草花に埋もれてしまいそうです。

ユリの花に似た小さな花で内側に濃紫の班点があり全体にビロードのような柔らかい可愛らしい花です。

珍しく鳥の名がそのままついた花です。
 
ホトトギス鳥の胸毛にちりばめられた斑点が、この花びらにある細かい斑点がそっくりだというのでつけられたそうです。

ホトトギスは半日陰の湿った林や崖の上などによく生えるユリ科の多年草です。
 
茎は直立したまま垂れ下がり30〜100センチぐらいになります。
 
葉は互生し、長楕円形で全面に軟毛があり、葉の脇に2〜3個の花を上向きにつけ、花の径は2.5センチぐらいです。
 
青空の下、じっくりと秋の音に耳をすまし、ホトトギスの花に見入っている私です。

     風に揺れ こうべを垂れる ホトトギス 
                        ヒサコ
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タグ:ホトトギス

ヒガンバナが燃えるような色あいで見事に咲いていました。


今日は秋分の日、お彼岸の中日、墓前に墓参りをして先祖の御霊をとむらいました。
 
草花が茂っている土手一面に真っ赤に染めたヒガンバナ(彼岸花)が燃えるような色あいで見事に咲いていました。

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ヒガンバナは秋の彼岸の頃、田や畦や土手などに咲いて日本の秋を飾ります。
 
花の盛りには葉が無く、花が終わると葉が出てくるので本当に不思議な花です。
 
ヒガンバナは薄暗い所や墓地など隠微な場所で多く咲くため、日本ではあまり歓迎されませんが欧米などではその美しさが園芸植物として人気があるようです。
 
ヒガンバナの花をよく見ると一つ一つの花が花軸の先端を中心として放射状に広がり、紅くて細長い雄しべがツンとして立っています。
 
ヒガンバナはヒガンバナ科の多年草、中国から渡来したものが広まったといわれます。

リン茎から30〜50cmの花茎を出し、赤色の花を輪状につけ、花のあとは線形の葉をつけます。
 
ヒガンバナは別名 曼珠沙華といわれています。
 
   曼珠沙華 石仏様は 目を細め
                   ヒサコ
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タグ:ヒガンバナ

ムラサキシキブが美しい紫色の実をつけていました。


秋風に吹かれ、あるものは淡いピンクや紫の花をゆらせ、また白い穂をたなびかせ、日ごとに日は短くなり風は爽やかになっています。
 
ムラサキシキブ(紫式部)がつぶらな美しい紫色の実を見せています。
 
秋になると紫の実が美しいところからムラサキシキブと呼ばれ、平安時代の「源氏物語」の作者紫式部のイメージでつけられたのかも知れません。
 
小さな紫の実が枝にたわわになるときれいな秋を見つけた気分になります。

秋が深まると葉が全部、落葉した後も実がついています。
 
ムラサキシキブは自然環境にも強く、各地の山野に自生して、実の美しさを楽しむ花木として家庭でも栽培されています。
 
この花木は湿気のあるところを好みますので、夏の乾燥時に水やりをします。また日陰にもよく耐えます。
 
白い実の白式部もあり、ウメモドキの実のなる花木といっしょに寄せ植えなども秋にはいいですね。
 
ムラサキシキブはクマズラ科の落葉樹です。
 
    吹く風に 紫式部 秋を知る
                     ヒサコ
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ルコウソウ(縷紅草)


夜になると窓から吹く風に秋の涼しさを感じ、庭の草むらに住みつく虫の音に秋が聞こえます。
 
ルコウソウ(縷紅草)が小さくて可愛らしい色で咲いています。

鮮やかな紅色、門柱にはわせるといかにも涼しげです。

ルコウソウとはつたが巻き上るほどに紅い星のような花が咲くので、縷紅草というそうです。

花は掌状で、五角形に近い円形、鮮やかな紅色、よく目立ちます。

葉は羽状に細く切れています。シンプルな姿が、門の支柱などにからませると涼しげにみえます。
 
ルコウソウはヒルガオ科の一年草です。
 
傍に満開のオシロイバナがうっそうと咲いています。

花の形が似ているオシロイバナもルコウソウも熱帯地方に咲いている花です。

どちらも涼しげに秋を楽しんでいます。
 
    ルコウソウ 車道の喧騒 顔しかめ
                       ヒサコ
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タグ:ルコウソウ

秋桜


秋になるとコスモス(秋桜)が咲き、コスモスが咲くと秋を思い、ロマンチックな花ですね。
 
コスモスの爽やかな色に出逢うと秋の青い空に染まって、涼やかな美しさが目にしみます。
 
コスモスが秋風に揺れる姿は、田舎の庭先、野辺、道端、花壇にあっても、また広い海原のように一面に咲くのも風情があり、心を癒してくれる優しい花です。
 
コスモスはメキシコ原産、その後ヨーロッパに伝わって広がっていったといわれています。
 
コスモスは八枚弁の一重咲きですが八重咲きもあります。

こぼれ種でも殖える丈夫な植物です。
 
秋風が吹くと絢爛と咲く花々はめっきりと少なくなり、四季の移ろいを感じてしまいます。

コスモスは晩秋の頃までお付き合いしたい花です。
 
   秋桜や 揺れる花々 風の音
                   ヒサコ

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タグ:秋桜

ウメモドキがほんのり色ずいていました。


涼風が爽やかになり、紅い実の美しいウメモドキ(梅擬)がほんのり色ずいていました。
 
庭に紅い実のなる木があるといつの間にか集まる小鳥たちで賑やかになります。
 
ウメモドキの葉が梅の葉によく似ているためこの名がつきましたが梅とは似ても似つかないモチノキ科の落葉樹です。

日本の山で湿地に自生する日本特有の植物で、紅く熟した実は庭木として愛されています。
 
ウメモドキは雌雄異株の花木で、地植えにするとよく発芽しますが、雄株は実がなりません。
 
6月頃、紫色の花をつけ、夏の終わりにそろそろ色ずきはじめ、秋になると小さな実を枝一面につけ、庭を美しく彩り季節の深まりをしみじみと感じます。
 
品種には白い実のシロミノウメモドキ、黄色い実のキミノウメモドキなどがあります。
 
ウメモドキは芽ぶきもよく、剪定してもよく萌芽し、実のつきもよく、樹形もあまり大きくならず、病虫害にも強く育てやすいです。
 
     ウメモドキ ほんのり色ずく 秋日和
                          ヒサコ
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タグ:ウメモドキ

オオベンケイソウがひっそりと咲いていました。


花壇のノボタンは毎日、新しい花が生まれそして散って、紫紺色の花ビラが地面をにぎわせています。
 
こんもりと茂ったノボタンはたくさんの花を咲かせています。
 
その中に隠れるようにオオベンケイソウ(大弁慶草)が咲いていました。
 
ベンケイソウとは有名な義経と弁慶のベンケイです。

じりじりとする盛夏に水やりを怠っても枯れずに元気に生きている不死身のオオベンケイソウは、その強さが弁慶に例えられて名がついたといわれています。
 
成程、花を見ると優しい花に見えますが、葉は多肉質で茎もしっかりしています。
 
水分が無くても、絶悪な環境の地でもしおれないその強さがベンケイソウ科の性質です。

オオベンケイソウは雄しべが花の上に飛び出し、花は小さいが数百も束になって密生し茎頂に咲きます。
 
オオベンケイソウは中国から渡来し、ベンケイソウ科の多年草です。

園芸品には白、紅、ピンクがあります。
 
どこにでもよく育ち、さし木にしてもよく殖えます。

水のやり過ぎに注意して、プランターなどでベランダや庭先き、玄関先き、などできれいな花を見せてくれます。
 
     弁慶草 よかっぺ祭り ざわめいて
                        ヒサコ
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白色のヨルガオ


夕暮れに散歩していると、草むらや土手一面にススキの穂が秋の風に頭(こうべ)を深くたれ、あたりの景色はすでに秋色モードです。
 
あたりが薄暗くなって急ぎ足で歩いていると、白色のヨルガオ(夜顔)が塀に張り付くように咲いていました。
 
大輪の花が夕暮れの中、とても目立っていました。
 
夏の風物詩として親しまれているアサガオ(朝顔)はたくさんの品種がありますが、園芸品種で作られているほとんどが桔梗咲きの系統です。
 
径5〜6センチぐらいの花で群青色、鳶色、ピンク、空色、白と多彩で爽やかな色と形は、昔から日本人の心を和ませてくれる風情のある優しい花です。

アサガオやヨルガオは、ヒルガオ科の一年草、徳川時代の四代将軍家綱の時代に栽培され、その後いろいろな色や形ができたようです。
 
ヨルガオを見たくてもう一度、出かけましたが、開花せず花ビラをたたんだ状態でした。

日が暮れてもまだ顔を見せてくれない、気を持たせる花です。
 
     夕闇の ヨルガオの顔 薄化粧
                      ヒサコ
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タグ:ヨルガオ

ゼラニウムが華やかな色合いで咲いています。


ゼラニウムが夏から花壇や塀のまわり、公園や学校などに鉢植えなどで、華やかな色合いで咲いています。
 
あまりにはっきりした花色に立ち止まって、しみじみ見ると大きな葉に隠れるように咲いているものもあれば、花で葉が隠れるような大柄なゼラニウムもあります。
 
色は豊富で白、ピンク、紅、オレンジ色などあります。

葉も黄緑、五色葉、その他カラフルでバラエティーに富んだ模様があります。
 
春から晩秋の頃まで風雨にめげず、少し暑さ、寒さに弱いところもありますが丈夫な花です。
 
道端のコンクリートの隙間にも咲いているのを見たことがあります。
 
ゼラニウムは南アフリカ原産のフウロソウ科で多年草、江戸時代にオランダから渡来しました。
 
別名 テンジクアオイと呼ばれています。
 
ゼラニウムは小花が集合体になっていて果実は出来ません。

茎や葉に独特の強い匂いがあります。
 
ゼラニウムの花や葉、茎が枯れるころ、花壇の草木も冬支度、そして空や雲、吹く風も秋冷えのする寂しい季節がやってきそうです。

     ゼラニウム 見上げる空に 月は満つ
                        ヒサコ
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タグ:ゼラニウム

花穂が美しいパンパスグラス


今日は十五夜、野原にはたくさんのススキが秋風にたなびいて風情を添えています。
 
ススキによく似ているパンパスグラスを目にすることが出来たので話をしたいと思います。
 
花穂が美しいパンパスグラスはキラキラと銀色に輝いてひときわ目立っていました。

その雄大な穂は日本のススキと同じイネ科で、勇ましい穂をたなびかせているのが雌株、雄株の花穂は小さいそうです。
 
雄、雌の株が違うのは、イネ科では珍しいとの事です。
 
パンパスグラスは草丈が高いので見上げるほどになり、遠くからでも美しい白銀の見事な穂を見ることができます。
 
今日ではドライフラワーにも用いられ、染色してもどんな色にも染め上げることも出来、花穂の柔らかさがとても魅力的ですから重宝がられています。
 
パンパスグラスは南米原産のイネ科です。

壮大なパンパス草原に見事な穂がたなびく姿を想像するのも楽しいですね。
 
日本のススキは、秋の頃になると山の草木とともに野原より一足さきに色ずきます。

秋の七草の中でも日本人になじみが深いのがススキです。
 
中秋の頃、暮れ行く夕闇にぼんやりと見えるススキは一抹の寂しさを感じてしまいます。

ススキは綿のように枯れ、やがて寒い冬がやってきます。
 
    十五夜や ススキの穂と 影法師
                      ヒサコ
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クジャクソウ


秋晴れに恵まれた三連休の初日、お彼岸を前に夫と墓参りにいきました。
 
数年前まで母と一緒に、寺の境内の敷石を踏みしめながら歩いた時の情景が思い出され、あの時の境内の景色や木木のざわめき、虫の声までが何も変わらず、そのままタイムスリップしたような感じがしました。
 
ただ年月だけが過ぎていく、先祖が眠る墓地には、そんな不思議な雰囲気がありますね。
 
今日の墓前にクジャクソウ(孔雀草)も供えました。
 
孔雀草を見ると思い起こす事があります。

生前の母は、秋になるとたくさんのクジャクソウを近所からいただいて、花瓶に生けたのはいいのですが、時がたつとパラパラと花ビラが散って大変困っていました。
 
また翌年、テーブルの上に抱えきれないほどの花が飾ってあるではありませんか。

9月から10月にかけて咲く花は、秋の冴えた空気のせいか爽やかにみえます。

クジャクソウは学名クジャクアスターとよばれ、北アメリカ原産のキク科の多年草です。

茎は硬く、よく枝分かれして葉は線形です。

上部の枝先に、散房状に2、5センチ〜から3、5センチの花をつけ、花ビラは紫色です。
 
よく似た花に紫苑、ヨメナなどがあります。
   
    孔雀草 線香の煙 目にしみて
                      ヒサコ
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秋の花 ケイトウ


昨夜来の地面をたたきつけるような雨もやんで、今朝は気持ちの良い秋晴れになりました。
 
青の空に紅色のケイトウ(鶏頭)がよく似合いますね。
 
夏から秋にかけて茎の上部に花穂が出来、その部分が赤くて鶏の頭のように見えるのでケイトウの名がついたといわれています。

成程、名は体を表す面白い花です。
 
ケイトウは庭の花壇や鉢植え、畑、露地など広くよく見られ、秋の声を聞くと季節の移ろいを感じてしまう秋の花です。
 
ケイトウは種類がたくさんあり、私たちのよく見かけるのはトサカケイトウのことで、頭が大きな肉冠となり側面に粟粒のように無数についているのが花です。

トサカ状の花軸の両面にびっしりと小さな花がつきます。
 
つまり、花ビラのない花の集合体です。
 
ケイトウはインド原産のヒユ科の一年草で中国を経て渡来しました。
 
草丈は20センチから1メートルを超えるのもあります。

花色は紅、ピンク、黄色などがあり、どこでも育つ丈夫なケイトウですが移植は難しく、柔らかい腐植質の多く入った土に直播きするとよく育ちます。
 
    鶏頭花 紅色冴えて 秋暮色
                    ヒサコ

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タグ:ケイトウ

タマスダレの白い花


爽やかな日差しが部屋のカーテン越しにキラキラ光って見えます。
 
今日は立春から数えて二百二十日、台風のシーズンがやってきました。

そういえば沖縄地方に台風到来のニュースを聞きました。
 
庭の片隅に忘れかけていたタマスダレ(玉簾)が白い花ビラがそっと恥らうように開花していました。
 
夏の頃からハナニラのような細長い葉がツンツンと生えて、秋風が吹く今、小さな花を咲かせています。
 
タマスダレとは変わった名です、この花のイメージから想像できませんね。

タマスダレはよく種が出来るのでこぼれ散り、植えっぱなしにしておくと密生してあちこちに咲きます。
 
塀の周り、道端、畑、家の片隅にと咲いています。

草丈が低いので目立ちませんが、涼しげに咲く白い花は味わいのある花です。
 
タマスダレは学名ゼフィランサス、原産地はは南米ラブラタ地方、中南米に50種類もある球根植物です。
 
ヒガンバナ科の多年草です。
 
タマスダレをよく見ると葯が黄色で可愛らしい花です。

昼間花ビラを開いたかと思うと、夕方から夜にかけて閉じてしまうので、こんな月夜の晩に顔を隠してしまうなんて、、、残念ですね。
 
   タマスダレ 黄色の葯に 蝶とまる
                      ヒサコ 

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タグ:タマスダレ

ペチュニアが咲き乱れています。


久しぶりに秋のひざしが照りつけ、朝から快晴に恵まれました。
 
近くの小学校の運動場いっぱいに駆け回っている子供たちが、紅白の帽子をかぶり元気な姿を見せています。
 
リズムに合わせて遊戯をしたりしている可愛らしい子供もいます。

秋の運動会の練習でしょうか。
 
夏の頃から花色の美しいペチュニアが咲き乱れています。
 
秋を楽しんでいる風の美しい花々が、お洒落なプランタン(鉢植え)に飾られ、塀やべランダに置かれたりして、生活の一部に花があります。

また庭の花壇にもあって身近に見ることができます。
 
花色は豊富でピンク、白、紅、紫、黄色、すじの入った二色の模様入りもあります。

たくさんの色合いのペチュニアがいっせいに咲くとそのあざやかな美しさは風情があってすばらしいです。
 
ペチュニアは朝顔のような柔らかい花ビラで、盛夏の強い直射日光には弱く、日陰に移動させながら水やりは頻繁にしています。
 
秋になって気温が少し落ち着いてくるとペチュニアは生き生きとみえます。
 
ペチュニアは南米ブラジル、アルゼンチンの原産で交配による改良が行われ、ヨーロッパなどで園芸種として、栽培されました。

日本でもたくさんの種類が園芸用として用いられているナス科の一年草です。
 
彩り豊かな花を、しみじみと眺めると愁いがあっていいもんですね。
 
    ペチュニアの やさしい花に 愁いあり
                        ヒサコ 

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タグ:ペチュニア
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