鉢植えのランタナ


虫の音の夏を惜しむ鳴く声に、遠くで光る稲妻に、夏の花々が花ビラを散らして秋はやってきます。
 
鉢植えのランタナが枝先に小花が密集してこんもり丸く咲いています。

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黄色とオレンジ色の二色花が、いかにも温かみのある色合いの優しい花です。
 
ランタナは、クマツヅラ科の熱帯アメリカ原産の低木で、花が咲いた後は丸い実がたくさん熟して黒い腋花となり芽を出します。

耐寒性に強く、丈夫で鉢植えなどは暖かい家の玄関や縁側などに取り込んでおけば冬を越すこともできます。
 
庭の花壇や鉢植えにも見栄えがして、季節は夏の終わりから晩秋まで見事に咲きます。
 
これからは秋の陽を浴びてこんもり咲いた鉢植えは、玄関先や門の入り口にあると明るくてお洒落なランタナは来客のおもてなしに最適ですね。
 
    ランタナは 洒落て恥らう 二色花
                       ヒサコ
 


タグ:ランタナ

ネムノキ(合歓の木)


列島に大雨を降らせ被害も多数もたらしています。

ゲリラ豪雨の襲来で手のほどこしようもなく家屋の損壊、行方不明者も出ています。

自然界の猛威に人間はなすすべもなく無力なのでしょうか。
 
晴れ間をぬって散策していましたら、やさしい花を咲かせてるネムノキ(合歓の木)に出会いました。 

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夕方になるとたくさんの小葉を全部たたんで眠りにつき、昼になると再び葉を開いて薄紅色の花を咲かせます。
 
何とも優雅で不思議な樹木です。
 
花はたくさん密集し、花弁やガクは小さいのに一つ一つの花には長い雄しべがたくさんついて、上部は薄紅色、下部は白くなっています。
 
10個から20個かたまって散形状に咲く花は紅色の長い雄しべがたくさんあり花弁より雄しべが美しく見えます。
 
ネムノキの花は優雅で爽やかな色合いと形が面白くて、ネムノキに出会うと見とれてしまいます。
 
ネムノキはマメ科の植物で日本全国の山野に自生し、耐寒性もあり大樹になって見上げるほどになります。
 
可愛らしいネムノキの名は夕方になると眠ったように閉じてしまうところからついたそうです。
 
     合歓の木が ハラリと落ちて 今日の雨
                           ヒサコ
 

夏の風物詩 ホオズキ


夏がやってくると、可愛らしい赤い実をつけるホオズキ(鬼灯)に郷愁を誘われる人も多いと思います。
 
花は6月頃、葉の付け根に一個ずつ下向きに淡黄白色の花を咲かせます、大きな葉の陰に隠れるように咲いているのを見かけます。

やがて葉の下の方から咲きあがり、花が終わりガクが著しく大きくなり果実を包み、

熟すると赤くなって目立つような赤い実をつけ、その色や形が夏の風物詩になっていますね。
 
私が子供の頃、ホオズキの実がなると早速、吊るして乾燥させ、一つ手にとって実の付け根からやわらかくなるまでもんでいると中から種が出てきます。

それを口に含んで空気を入れ、舌で鳴らすと不思議な音がしました。
 
それが子供心に面白くてたくさん作ったのを覚えております。甘酸っぱい味は、ほろ苦い思い出ですね。
 
ホオズキはアジア原産のナス科の多年草、日本全体に野生しています。

美しい果実、大きくなってそのガクを鑑賞するため、庭や畑、鉢植えなどで栽培されています。

     ホオズキや 遠雷の音 夏過ぎる
                       ヒサコ

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タグ:ホオズキ

夏の花 ニチニチソウ


明るい陽光が射し込んだ庭に、真夏の太陽が戻ってきたように輝いています。
 
植物は生命の息吹を体一杯に受け止め元気一杯になったように見えます。
 
ニチニチソウ(日日草)が今朝からの陽をうけ、鉢植え一杯に咲いています。

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柔らかい紅紫色の花が可愛らしく風にゆれて草丈が短いせいか、まわりの花々に埋もれるようにそっと咲いています。
 
夏に花つきが多く毎日新しい花に咲き代わるといわれるニチニチソウ

昔から夏の花として毎年、庭の片隅や鉢植えにして楽しんでいます。
 
ニチニチソウは熱帯地方に広く分布しているキョウチクトウ科の直立性多年草です。

しかし今まで一年草として記憶してきた私としてはどちらが正しいのか迷うところですが、種を蒔いて鉢植えにし、寒い冬は暖かいところで過ごせばまた次の年も咲き続けるといいます。

ですから、多年草でもあり一年草でもあると言えます。
 
ニチニチソウは一葉腋に二個の花が咲き、果実も二つ並んで熟し、割れて黒い種が飛び散ります。

種を摘み取り保管して、次の年の春、種蒔きし、夏、花を楽しむ事が出来ます。
 
     日日草 背伸び姿に 花揺れて
                      ヒサコ

アスター(蝦夷菊)が色とりどりに咲いています。


初秋のような風が吹き、心地よい爽やかな1日になりました。
 
軒下に下げた簾(スダレ)から木漏れ日がキラキラと見えます。
 
遠くで夏を惜しむ蝉の声も聞こえてきました。

アスター(蝦夷菊)が色とりどりに咲いています。

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花色は紅、紫、ピンク、白とバラエテーにとんで夏の花としては丈夫で爽やかな色合いが魅力の花です。
 
庭の玄関先に植えられたり、鉢植えや寄せ植え、切花など用途も豊富な夏の元気花です。

アスターとはギリシャ語で「星」のこと、花が次々と星のごとく咲くキク科の草花のです。
 
日本では通常、エゾキクと呼ばれ、原産地は中国、朝鮮といわれ改良されて今日のアスターと呼ばれるようになりました。
  
アスターは種がたくさん取れるので、直播き(じかまき)しておくとたくさん花を咲かせることが出来ます。
 
夏の健気な花、アスターが花壇や鉢植えにびっしり咲いているのを見ると、こちらも元気をもらえるから不思議ですね。
 
     蝦夷菊や ゆく夏惜しんで 嗤う虫
                        ヒサコ

初秋の気配 ハギとオミナエシ


夕刻の虫の音、夜半の月光、めっきり初秋の気配を感じます。
 
北京の空はさぞかし賑やかな事だったでしょう。

今日は閉会式、悲喜こもごもありました。
 
やがてフィナーレがきて元の静かな都に戻り、歴史の一頁が刻まれるのかも知れませんね。
 
我が家の庭もすっかり晩夏の季節に様変わりしてきました。
 
秋の七草といわれるハギオミナエシ、キキョウが咲いています。

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オミナエシ(女郎花)は茎丈も高くなり、竹囲いの中でも背高ノッポです。

黄色の花が風にゆられたその姿は実に秋らしい雰囲気をもった花です。
 
オミナエシは日本の野山に群生し、秋の野を黄に染めたあざやかな光景が見られた時の、遠い昔を思い出しました。

今は庭の園芸用として見ごたえのある品種も出来、鑑賞用として美しいオミナエシを見ることが出来ます。
 
ハギ(萩)は夏のはじめに咲きましたが今また満開になり何度も楽しめます。
 
枝の先端が地につくほど長くのび、花は紅紫色の小花をたくさんつけています。
 
ハギは山野に多く、木木や雑草にからまれるように咲いているのを見かけます、真夏のむしむしした季節がすぎるとハギの花が涼しげに感じられ、どこからか虫の音も聞こえていいですね。
 
      晩夏花 曇り空にて 身をかがめ
                        ヒサコ
タグ:初秋の気配

ノボタンが咲きはじめました。


暦で今日は「処暑」、暑さも峠を越えたということです。

今朝も秋の足音がそこまでやってきたようなそんな涼しい朝になりました。
 
今年は太平洋高気圧の勢力が弱く、北からの冷たい冷気が日本上空の大気を不安定にしているという。
 
そういえば大きな落雷もありました。

早い秋の気配に真夏の暑さが懐かしくなりそうなんて、、、
 
いえいえ、まだまだ残暑は続きますからご安心をという声も聞こえそうです。

それほど、気温の動きが激しい今年の夏です。
 
そんな雑音も聞こえぬ風の我が家のノボタン(野牡丹)が咲きはじめました。

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たくさんの蕾がやっと花ひらいたんです。

花色は美しい紫色です。

優雅で艶やかな風情のある花ですが惜しむらくは
 
1日花ですので次の日は花ビラが散ってしまいます。
 
私はよくヒラヒラと散った美しい花ビラを手にとって押し花にしました。
 
次々に蕾が花開いたノボタンは、ビロード風、紫色の味わいのある美しい花ビラを見たときのはじめての感動そのままに変りはありませんね。
 
ノボタンは、正しくはシコンノボタン(紫紺野牡丹)とよばれるノボタン科の花です。
 
花は寒くなる頃まで見られますが冬は室内に入れて、暖かくすると長持ちします。我が家のノボタンは庭で越冬し元気に育っています。
 
    野牡丹を ひとひら拾って 手のぬくみ
                         ヒサコ

オオケタデが道端の小さな花壇に咲いていました。


明るい陽光がさす朝、空が高くなり爽やかな風が吹いて秋の気配が感じられました。
 
道端の小さな花壇にアカマンマを大柄にしたようなオオケタデ(大毛蓼)が美しい色をつけて咲いているではありませんか。

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オオケタデは草丈は高く1メートル以上、茎も太くて全体に毛が多く、葉は卵形で長さが10センチ以上あり先がとがっています。

花穂は淡紅色で長さは5〜10センチあり先は垂れ下がっています。 
 
その色合いが何とも美しく見とれてしまいました。
 
よく知られているイヌタデ、俗にアカマンマは道路わきや野山などに咲いています。

全体にオオケダケより小さく草丈30センチぐらい、尖った細く長い葉が特長です。

夏から晩秋にかけて咲き乱れ花穂は紅紫色で垂れ下がっています。
 
私の子供の頃は野草として至るところで咲いていたので、ママゴト遊びの材料として馴染み深く、アカマンマはお赤飯を思い出させ、姿そのまま名前となって呼ばれているのかもしれませんね。

現在、アカマンマもそうですがワレモコウ(吾亦紅)などの野草があまり見られなく残念です。
 
    オオケタデ 秋の気配に 花穂揺れ
                        ヒサコ
タグ:オオケタデ

白の清楚なタカサゴユリ


残暑厳しくなり、まだまだ蒸し暑さが続いています。

朝からツクツクホウシの鳴き声がどこからか聞こえます。
 
春、夏にかけて花壇を飾った花も終わり、枯れてしまったものも多くそろそろ秋モードになってきました。
 
畑のナス、きゅうりも大きくなりすぎて早く収穫しないとメタポ体型になりそう。
 
乱雑した畑に白の清楚なタカサゴユリ(高砂百合)が咲いているではありませんか!

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今頃咲いているのも珍しいと思いながら白のユリに見とれてしまいました。
 
タカサゴユリは家のそばを走っていた電車が廃線となり、当然小さな駅舎も取り壊しになり、その構内に毎年夏になるとトンガリ帽子の白いユリが満開になりました。
 
乗降客の中には、その美しいユリに癒された人もいたに違いありません。
 
今はさら地になってそのよすがもありませんが、ツンとしたすまし顔のタカサゴユリは忘れられませんね。

    通り雨 白の百合ひかる 濡れ美人

                      ヒサコ

サルスベリ(百日紅)


サルスベリ(百日紅)の花が長い枝の西端に密集して咲いています。

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ご近所のの庭にサルスベリは、時折吹く夏の風にゆれ動く、その姿の美しさは夏に咲く花木の中でも格別ですね。
 
幹肌が滑らかで木登り名人、猿も滑るほどサルスベリはつるつるしているところから名がついたとは面白いですね。
 
和名 百日紅 とは盛夏の頃から10月頃まで百日の間、紅色の花が咲き続けるというのでついたそうです。
 
サルスベリは美しい木の肌と華やかな花が、門のわき、家の隅、道端などに植えられているのを見かけます。
 
高い木の上部に多く咲くため、遠めにも目立ちます。
 
花をよく見ると、花びらは6枚、一枚一枚が細くひだになって、花筒状になっています。
 
芽は気温が上がると急に伸び、長い新梢の先に花房をつけます。
 
サルスベリの原産地は中国でミソハギ科、落葉広葉高木、原産地が暖地なので寒さ対策や防虫対策に細心の注意が必要です。
 
     百日紅 庵の先に 舞い落ちる
                      
                       ヒサコ

清楚なシロフヨウ(白芙蓉)


昨夜の満月の明りが雲間にぼーと浮かんであたりの風景に見とれていますと虫の音が静かに聞こえてきました。
 
清楚なシロフヨウ白芙蓉)が咲きはじめ、いかにも日本的な美しさに見とれてしまいました。

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朝に咲きはじめ、暑さの中で時を過ごし、夕方にしぼんでしまう1日花ですが、蕾がたくさんあって、次から次へと大輪の花が優雅に咲いています。
 
フヨウはアオイ科の落葉低木で初秋に淡紅色の大輪の五弁花を開く1日花です。

花が咲き終わると果実をつけ塾して口が開いて種が飛散しても長い間ついています。

裂けて飛び出す頃は葉も枯れてしまいます。
 
また、フヨウの変種に、咲きはじめは白いが次第に紅色に変化するため酒気帯びた人に例え「酔芙蓉」とよばれているそうです。
 
フヨウを一枝、手にとろうと思い、力をいれましたが切れません、枝が丈夫で歯がたちませんでした。
 
美しい花は頑固ですね。

やはり咲いている姿で見ることにしましょう。
 
     満月に 白い芙蓉は しぼみたり
                        ヒサコ
タグ:シロフヨウ

艶やかなピンク色のカノコユリ


秋を予感させる今日の涼しさは夏の峠を予感させ、夕方の蜩(ひぐらし)の声にも一抹の寂しさを感じさせます。
 
この時期、カノコユリ(鹿の子百合)が満開になりました。

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花は艶やかなピンク色、その姿はユリの最後を飾るにふさわしく、可愛らしさ一杯のユリの花です。
 
ピンクの濃淡、反転した形、濃紅色の斑点、残暑の中元気に咲いて秋の音が聞こえる頃までどの家の庭にも
 
2、3本ひっそり咲いているのを見かけます。
 
日陰を好むのか、鬱蒼とした木の間の薄暗い所でもピンクの鮮やかな色合いが光を射したようにポツとみえます。
 
カノコユリといっても十数種の変種があり、世界中に愛されている美しくて可愛い花です。

さわやかで香りもよく、花に顔を近づけると蜂が目を剥いて睨めつけられてしまいました。
 
      
    鹿の子百合 今朝の雨音 秋近し
                      ヒサコ
 
タグ:鹿の子百合

真夏の花 ムクゲ


真夏の花木といえばムクゲ(木槿)が見事に咲きみだれています。

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庭の隅や生け垣などでよく見かけます。

夏の庭を彩るサルスベリ、キョウチクトウ、ムクゲは夏の花木の代表ですね。
 
ムクゲは朝咲いて夕方しぼんでしまいますが、次々といつも賑やかに咲いています。
 
花は五弁の一重咲きですが、半八重咲き、八重咲きなどがあり花色も藤色、紫、白、ピンク色があります。
 
ムクゲはアオイ科、寒さにも強く、土地のやせた荒地でもよく育ち、大気汚染や公害にも強く、夏から秋まで長い間楽しめる美しい夏の花木です。
 
原産地は中国、インドともいわれ、韓国では国花とされています。
 
ムクゲは花を一つ手にとって、しみじみと眺めて見ると夏の花らしく華やかですがすぐしんなりとしてしまいます、やはりムクゲは咲いている姿が一番いいですね。
 
   ムクゲ咲く 玄関先は 人の声
                    ヒサコ
タグ:ムクゲ

ザクロと終戦日


昨夕は稲妻と雷鳴がとどろき、大雨が地面をたたきつけました。
 
今日は終戦記念日、私は日本が敗戦濃くなってきたその頃、田舎に疎開していました。
 
古い旧家で庭に鬱蒼とした柿や梅の木があり、その中にまじってザクロ(石榴)もありました。
 
ぱくっと口をあけた異様なザクロの実は遠い記憶にあります。

ザクロを見るにつけ子供の頃の苦い思いが私にはありますね。
 
ザクロは酷暑の今頃、大きな実をつけ、秋の頃になると実が裂け、歯をむき出したような種が出て、スマートな形とは言い難いその姿が面白くて、絵の題材にした覚えがあります。
 
ザクロはペルシャ原産といわれザクロ科の落葉広葉高木です。

花は6月頃、一重の淡紅色の美しい花が咲き果実は秋に熟すと裂け、中から淡紅色で汁の多いたくさんの種をのぞかせます。
 
ザクロの種はお互いに圧迫され多角形になっています。

実のなかは六室に分かれまわりに多汁な外種皮に包まれた種がぎっしりつまっています。

今は鑑賞用として鉢植えもあります。
 
    石榴の実 夏の賑わい 終戦日
                      ヒサコ
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花壇のニガウリとトウガラシ


真夏の太陽が照りつけ熱くなりました。月遅れのお盆は、田舎に帰省する人、墓参り、お祭り、花火大会と賑やかになりそうです。
 
今年は花壇にニガウリ(苦瓜) トウガラシ(唐辛子)を植え、花とのコラボレーションも楽しみにしていました。

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ニガウリ(苦瓜)

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トウガラシ
 
春の花、チュウリップなどの跡地にはじめて可愛い実が顔を出しました。
 
トウガラシはブラジル原産、ナス科の多年草、食用の実は成熟すると赤く色づきます。
 
辛味型にはタカノツメ、粉末は香辛料やソースの原料になります。
 
甘味型にはピーマン、シシトウガラシなどがあります。出来た実を軒下に吊るして干すので「天井守」、熱帯地方の原産なので「南蛮」とも呼ばれています。
 
我が家では赤くなったトウガラシを干し、きざんで料理に使っています。
 
ニガウリはゴーヤとも呼ばれ、熱帯アジア原産のウリ科、黄色の花をつけ、つるはものにからんで2〜3メートルのびます。

沖縄はゴーヤの生産地として有名です。
 
ニガウリは、その名の通り苦味がありますが、それが美味なんです。

チャンプル、酢のものなどがおいしいです。
 
初めての収穫ニガウリ、とても楽しみです。
 
     苦瓜は つるにからんで ぶら下がり
                        ヒサコ

盛夏の花、キョウチクトウ


盛夏の花、キョウチクトウ(夾竹桃)が窓いっぱい見えます。

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いつもの真夏の光景にうだるような暑さと全開の扇風機やクーラーとキョウチクトウのイメージですね。
 
夏の熱い海にどっぷりつかってしまったような気分です。
 
家の前の日当たりの良い土手に横一列にびっしりピンク色の花が、青々とした葉とたくましい枝に咲いてます。
 
キョウチクトウが、工場の立ち並ぶここには、排気ガスよけにもなっています。

3メートルにもなる樹ですから、公害にも強く頼もしい花木です。
 
夾竹桃の名はとても風雅ですが、葉が竹のように狭く花が桃の花に似ているため、この名がついたと言われています。
 
父親が健在の頃、ピンクの美しいキョウチクトウの花が大好きで、茶の間からじっと眺めていました。
 
きっと深い思い出があったのでしょう。
 
キョウチクトウはインド原産のキョウチクトウ科の常緑低木、花期は長く6月から夏の終わりまで咲き、花色はピンク、濃紅、黄、白色などバラエティにとんでいます
 
    夾竹桃 残照の中 父想う
                   ヒサコ

竹囲いの隅にミソハギが静かに咲いています。


裏の空き地で蝶が華やかに、そして寂しげに乱舞していました。
 
黒揚羽や小形の蝶が季節の移り変りを感じての舞なのでしょうか。
 
竹囲いの隅にミソハギ(禊萩・溝萩)が静かに咲いています。

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茎は真っ直ぐ直立して、花は紫紅色の可愛らしい小花が風にそよぐとゆらゆら揺れて、3〜4花、輪生している花が涼しげです。
 
ミソハギは禊萩ともいわれ仏事に使われたといわれています。

そういえば昔から墓前や仏前にそえられていました。
 
また、ミソハギは溝のような水田など湿地に生える植物として溝萩(みぞはぎ)がなまって呼ばれることもあるという。

月遅れのお盆の季節がやってきて、田舎の墓に眠る親を偲びながら、墓提灯の薄暗い明りに照らされ、線香とミソハギがいつもそこにあります。
 
ミソハギは山野の湿地に生える多年草です。茎は直立して、草丈は1メートル前後になり根茎は横にはっています。
 
花壇のミソハギは水やりを欠かせません。
 
    ミソハギや 蝶の乱舞 盆近し
                      ヒサコ

オイランソウのある花壇


テレビから北京の賑やかな光景が四角の枠からはみ出すように見えています。
 
紅色をしたオイランソウ(花魁草)が盛夏のなかあでやかな姿を見せています。

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オイランソウは、ちょうど頭を飾り立てた花魁の頭のような形をしているように見えるため、この名がついたといいます。

花色は紅色、遠目にみても形や色は目立ってしまいますね。
 
真夏に県境の山里をドライブすると家々の庭先、路地のまわりによく咲いているのをみかけます。
 
オイランソウはハナシノブ科の多年草、原産地は北アメリカ、品種改良が進んでたくさんの品種があります。
 
花は真夏の7月から8月にかけて開花し茎頂が丸い大きな饅頭のような形をして、寒さ、暑さに強くほのかに白粉の匂いもして、色気さえ漂うオイランソウは魅力的な花ですね。
 
    花魁草 紅のかんざし 薄化粧
                    ヒサコ
 

オシロイバナ 紅、白、ピンク、黄、絞り


車も通りづらい路地の片隅に、夕風に誘われて散歩しているとお嬢さんがオシャレな子犬をつれて歩いていました。
 
真夏の露地裏に、少しの涼を求めて一人、二人顔を見せる夕刻時、美しいオシロイ(白粉花)を見つけました。
 
この露地の片隅に、紅、白、ピンク、黄、絞りといろいろ混ざって咲き乱れていました。

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オシロイバナの芳香は、白粉のようであり、甘い香りでもあり、何とも不思議な香りをふりまきながら
 
空き地などでよく見かける昔から馴染みのある花です。
 
オシロイバナは南米原産の多年草、こぼれた種は毎年芽を出し、根株は残る性質があるため、丈夫で毎年広がって咲いています。
 
オシロイバナは朝しぼんでしまうので午後まで待って見るとぱっと目がさめたような花々が咲き乱れています。
 
今日見かけた何色ものオシロイバナはとても珍しかったのでカメラに収めました。
 
    常夜灯 オシロイバナは 匂いけり
                       ヒサコ

白鹿の子百合


朝から太陽がジリジリ照り付けています。
 
天気予報がこの夏一番になるというご宣託、甲子園の熱闘、高校野球の熱戦もたけなわになりました。

また北京オリンピックが、はじまり真夏の祭典が世界中を沸かせようとしています。
 
私は、クーラーの部屋で、この熱戦をテレビで一喜一憂しているおばさんです。
 
この暑さで庭の花壇は朝夕、水やりに大わらわです。夕方には蜩(ひぐらし)の声も聞こえ遠くで秋の声が聞こえそうです。
 
花壇のユリコーナーは今、花盛りですが、珍しいシロカノコユリ(白鹿の子百合)が顔をだしていました。

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カノコユリといえばたくさんあるユリのなかで最後を飾る美しい花です。カノコユリは花色はピンクで濃淡があります。
 
カノコユリは変種も多く、いろいろな形、色がありもす。

我が家の白色花は純白、斑点がなく、花弁はほかのカノコユリと同様に反転して大きさも同じです。

花粉は黄色で姿は気品があり、カノコユリの中でも高級品であるという。
 
しみじみ眺めていると純白のシロカノコユリは花壇の隅を飾る夏の終わりの健気な花かもしれませんね。
 
  白鹿の子 ひぐらし鳴いて 土用すぎ
                     ヒサコ  
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