夏椿


朝から雲が垂れ込め、今にも一雨ありそうです。

草花に飛び交う蜂は、雨の前のひと働きとばかり元気です。
 
ピンク色の美しいアジサイ、強烈に個性豊かなユリ、紅色の甘い香りのハーブ、

夏の花壇は虫にとってかきいれどきかもしれませんね。
 
町並みを散策していると、思いがけず清楚なナツツバキ(夏椿)(別名:沙羅)の白い花を見つけました。

P7080115.JPG 

葉の緑も美しい色で葉脈が網状になって柔らかで涼しげな感じでした。
 
こんもり茂った山あいや、野辺の茂みなど白い花が咲いている木を見つけると、暑い夏の最中は、特にほっとします。
 
あれは何の花だったのかしら、ツバキに似た白い花なのかもしれません。
 
今は、時折家の庭などに一本見つけるのも珍しくなりました。
 
ナツツバキは、ツバキ科で木の肌がサルスベリのように班紋状に古い皮が剥げ落ち、冬に落葉します。

ナツツバキは、インドで有名な沙羅双樹の花に似ていた為、沙羅と呼ばれたといわれます。

直径5センチぐらいの白い五弁の花を上向きに咲きます。
 
花ビラはヒラヒラとして、比較的柔らかく、この夏の暑い陽に大丈夫なのかしら、そんな心配をしてしまう花なんです。
  
    夕立に ハラリと散るや 夏椿
                        ヒサコ


タグ:夏椿

金蓮花が生き生きと紅色の花を咲かせています。


昨夜来の雷雨の雨音も去って、今朝はどんよりとした雲が垂れ込め、気分はグレーです。

部屋は扇風機の音だけが聞こえる静かな七夕になりました。
 
庭には、この陽気にキンレンカ(金蓮花)が生き生きと紅色の花を咲かせています。
 
草丈は低く、地に這うようにひっそりと、周りの草花に埋もれるように咲いているのがいいですよね。
 
花色は鮮やかな紅、葉の美しさとあいまって、夏の花の中ではハラハラと秋まで庭のあちこちに飛び火した種のおかげで、目の届かぬところにそっと咲いたりして、思わぬ発見をするものです。
 
キンレンカは鉢植えが普通ですが、地面に咲くのもいいものですよ。
 
短冊に願いをこめ、童謡に出てくるような優しい花に、乾杯!
    
    金蓮花 夢見る先は 天の川 
                     ヒサコ
P7060095.jpg
タグ:金蓮花

庭の片隅にシオン(紫苑)が薄紫の花を咲かせています。


庭の片隅にシオン(紫苑)が薄紫の花を咲かせています。
 
昨日の猛暑は大変でした。
 
気温は上昇し、湿度が高く、不快指数はうなぎのぼり、夕方は突き上げるような揺れには驚きました。地震です。
 
今日は、暑さも少し和らいだでしょうか、風に乗って潮の香りもします。
 
鬱蒼つした草木も夏の光を吸収して濃色に染まり、一段とたくましく見えます。
 
庭の片隅にシオン(紫苑)が薄紫の花を咲かせています。

P7060107.jpg
 
野山や家の庭に咲くシオンは、彼岸のころになるとこの花が咲き始め、墓参りの花としてよく見かけます。
 
シオンは草丈が高く、紫色の花をたくさんつけて風に揺らぐ姿を目にすると秋がきたのを肌で感じますね。
 
我が家のシオンは草丈も高くなく、早咲きなので変種でしょうか、上部で枝分けして、径3センチほどの花をつけ、次々と咲き始めました。
 
秋まで咲き、春に咲くミヤコワスレに似た優しい花が野菊の花のごとく咲いています。

シオンはキク科の多年草で、根はセキ止めなどに使われているそうです。
 
    花紫苑 蕾のままで 仏前に
                     ヒサコ
タグ:紫苑 シオン

庭のダリアが次々と開花しました。


ダリアが次々と開花しました。
 
朝から気温がぐんぐん上昇し、猛暑になりました。
 
この暑い夏の日に大輪のダリアが目を覚ましたように次々と開花しました。

P7050066.jpg
 
私の子供のころには、どの家の庭先にも色々な彩りのダリアが咲いていたものです。

夏の花の王様的存在でしたね。
 
夏がくれば思い出すダリアの花は、遠い昔の郷愁を感じさせる、どこか懐かしい花です。
 
ガーデニングの時代に入って、あまりダリアは見られなくなりました。
 
花壇の草花も種類がふえ、交配の技術も向上し、

外国からの参入など、園芸も様変わりしてきたのかも知れません。
 
ダリアはいつの間にか隅にやられてしまいました。

花が比較的重く、落下しやすいため仏壇用や切花用として適さなかったのかも知れません。
 
この頃、ポツポツ見かけるようになりました。

昔のような華やかな存在ではありませんが、また少しずつ出てきたのはうれしいですね。
 
我が家の垣根の傍に球根を植え、久ぶりにしみじみと見たダリアの印象はやはり懐かしかったですね。
 
ダリアはキク科の多年草で、日本へは天保時代にオランダ人によってもたらされ、天竺牡丹と呼ばれました。
 
現在のダリアは、品種数が多く夏から秋にかけて栽培されています。
 
    ダリア花 稲妻の夏 咲きこぼれ
                        ヒサコ    
                       
タグ:ダリア

白いホタルブクロがたくさん咲きました。


うっすらと霧があたりをおおって少し薄暗くなっています。
 
今朝は、湿度が高くなりましたが朝早く庭に出てみますと、涼風が爽やかに吹いて深呼吸したくなりました。
 
朝霧の中、白いホタルブクロ(蛍袋)(別名:釣鐘草)がたくさん咲きました。

P7040059.jpg

野山に咲く淡紅色のホタルブクロと違って、清楚で可愛い花色ですね。
 
釣鐘形の花がいくつも提灯ぶら下げて咲いている姿はユーモラスさえ感じます。真っ白で少し大きめな花は珍しいので
 
毎年、梅雨時この白いホタルブクロが顔をだしてくれるのを楽しみにしています。
 
風が吹くと下を向いた釣鐘草は、枝ごとゆらゆらと上下にゆすられ、提灯花も可愛く揺らされています。
 
この時期、背を丸めた黒い蜂が忙しそうに飛び回り、提灯のなかに吸い込まれていると、少し日が差して明るくなりました。
 
白いホタルブクロは、眩しそうに顔をすぼめています。やはり朝の白いもやの中で似合う花なもかも知れませんね。
  
     霧の朝 釣鐘草は 深呼吸
                      ヒサコ

玄関先の香りの先に白いクチナシの花を見つけました。


太陽が高くなる頃、好天に恵まれ暑くなりました。
 
白い洗濯物が眩しく、庭の真ん中で、赤、黄の大輪のユリの花が今を盛りにさいています。
 
時折、海辺からの風がくると、じっといままで直立していた草木は、茎や葉を左右に揺らせています。
 
玄関先の香りの先に、白いクチナシ(梔子)の花を見つけました。

そっと近づくと、白い花があたりに甘い香りを漂わせています。
 
梅雨時に、玄関の戸を開けると、ほのかに白い花が咲いているとほっとしますね。
 
夏の花壇は、たくさんの花々が咲いて百花繚乱ひしめいています。
 
それを横目に見ながら、クチナシの白い花が「私を忘れないでネ」といっているようなそんな雰囲気のある花ですね。
 
クチナシは、アカネ科の常緑低木の植物で、大きくなった果実を見ると、なかなか口を開かず、平滑で跡形もないところから
 
「口無し」といわれたそうです。果実は晩秋に熟して紅くなりますが、とって乾かしたものを漢方薬として利用されたそうです。
 
また、黄の色素が、たくあん、きんとんなど食品などにも使われています。
 
    夕焼けに 白い梔子 顔を出す
                     ヒサコ
P7010047.jpg
タグ:クチナシ

竹囲いの中のミヤギノハギが和風的情緒にあふれています。


7月、夏本番になりました。

雲の動きもあやしくなり午後には雨になるかも知れません。
 
竹囲いの中、ハギ(萩)がポッ、ポッ咲き始めました。

P7010054.jpg

紫紅色のミヤギノハギ(別名 ナツハギ)です。
 
小葉の先が少しとがっています。

葉の形と花とのバランスがとれて、いかにも和風的情緒にあふれています。
 
夏と秋に咲くので、二度楽しめ、涼しくなった秋のハギもなかなか趣がありますね。
 
ハギ(萩)といえば、秋咲く草といわれ、草かんむりに秋の字が作られたように、秋の七草の一つに数えられています。

日本には昔から山野にハギが多かったようで、詩歌によく歌われていたようです。
 
ハギは、日本的な風情のある花で庭園などによく植えられ、また家々の庭などにもよく咲き、種類もたくさんあります。
 
ハギはマメ科の落葉低木で、ヤマハギが代表的ですが、日本では野生、栽培の十数種を総合してハギといわれているそうです。
 
今の時期、雨も多く紫紅色の花びらが水滴に濡れて、しっとりとした味わいをかもし出しています。

    萩の風 紫紅の 夢見花
                   ヒサコ
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。